先日、特に症状はないけど念の為に行った歯医者さんで虫歯が見つかってしまいました。これは既に治療してもらいましたが、「それよりも左下の親知らずがヤバい」って言われました…
↓その時の経緯はこちら!
で、紹介状を書いてもらい大学病院の口腔外科へ。
今回はその時の様子を書き残しておきます。
レントゲンの撮影
バスに揺られて20分、とある大学病院の口腔外科へ。
初診ということで問診票を書いたり等を行い、まずはレントゲンの撮影。歯医者さんで撮るやつと同じやつです。
終了後に口腔外科の待合室で待機していると…
やっぱり良くないのか…
なに?その相当って??
そんな医者の一言が気になりながら、放射線科に戻ります。
★★★
で、放射線科でレントゲン撮影。
今度は別室へ。
はじめてでしたね、いわゆるCTスキャンでのレントゲン撮影は。
まさにこんな感じでした。
緊張して口に力が入ってしまいましたね。
そして結果は…
CTスキャンでの撮影も終わり、いよいよ診断結果です。
まず、左右の下の親知らずに含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)というものが出来ているみたいです。これを放っておくとどんどん大きくなっていくようです。
で、右下の方は比較的よくある状態だけど問題なのは左下の方。
左下の親知らずは完全に埋まっているんです。この状態での含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)は非常に珍しいみたいです。(親知らずが埋まっているだけなら抜歯の必要はなし)
そして親知らずの下に太い神経が通っているので全身麻酔をするような大変な手術になるということです。なんとこの状態になるのは100人に1人くらいの珍しい状態だとか…
手術内容は(口の中の)顎の骨を削って親知らずを抜歯し、嚢胞を取り除くというものです。親知らずを抜く時にどうしても神経に負荷がかかるので、手術後はリンゴのように腫れるのだとか。それも10日間ほど…
ちなみに顎の骨は2年くらいで治るらしいです。
再生されるなんて知らなかった…。考えてみればそうですね、骨折だって治るんだから。
ただ、やっぱり怖いのは後遺症。
下唇や顎の感触が鈍くなったり、痺れや痛みが残ってしまう場合もあるみたいですね…
まあ医者としてはそう言うしかないよな…
というわけで質問も交えながら聞いてきた診断結果をまとめると
・左右の下の親知らずに含歯性嚢胞(がんしせいのうほう)がある
・しかも左下は100人に1人の珍しい&やっかいな状態
・死ぬ病気ではないが放っておいたらどんどんひどくなる
・手術後は10日間ほど大きく腫れる
・手術で削った骨は2年ほどで治る
・後遺症は稀に出る
以上のような感じでした。
とにかくこのまま放っておいても死にはしないけど、必ず数年間の内に(医者の見立てでは5年)に必ず腫れて痛くなるようです。手術をしてもしなくても必ず腫れる…じゃあ手術、いつやるのか?
終わりに
てなわけで、全身麻酔をするような大変な事態になってます。
現在、身寄りもなく実家から離れて一人で生活をしているから、「実家から親に来てもらった方がいいのかな?」なんて考えてしまいました。なんせ初めての大手術なので、それくらい不安なんですよね…
今は全く痛くはありません。
痛くないのに手術って辛いです。でも早めに見つかって良かった!
何度も言いますが歯医者さんへは定期的に行っておいた方がいいですよ!親知らずの件はともかく、虫歯も知らないうちに進行していますからね!
まだ手術をする意志を病院側に連絡をしていませんが、近い内に入院して手術することになると思います。その際にまた結果を報告します!
>>>>【親知らず抜歯 体験記②】「再診と入院説明を聞きに行く」の巻へ続く!