お笑い

NSC、結婚観、休養、そして漫才…。本多正識「素顔の岡村隆史」の感想

みなさんはナインティナインというコンビ芸人をご存知ですか?

 

(いや知っとるわ!)

 

では、ナインティナインのボケとツッコミが逆だったことは知っていますか?

 

(!?)

 

そう、ナインティナインはもともとボケが矢部浩之、ツッコミが岡村隆史だったのです。

 

それを「ボケとツッコミが逆やで」と指摘したのが、漫才作家でありよしもとタレント養成所NSC講師の本多正識(ほんだまさのり)氏だったんです。

 

そんな、ナイナイを現在のスタイルに変えさせた本多正識さんが岡村隆史さんとの対談をもとに構成された著書「素顔の岡村隆史」を読みました。

 

ナイナイだけじゃなく、オール阪神・巨人からジャルジャル、かまいたちなどの比較的若い芸人まで出てきてお笑いファンとしては嬉しい内容になっていました。

 

とんねるずやダウンタウンについても触れています!

 

それでは読後の感想をどうぞー

 

本多先生が「売れる」と確信した4名

まず興味深かったのが、本多先生がNSCでの最初のネタ見せの段階で「売れる」と確信した芸人は今まででたったの4名らしいです!

 

そのひとりが岡村隆史

 

高校サッカー部の後輩である矢部浩之に誘われ、サークルの乗りで入学したNSCでしたが、とんでもなくキラキラしたオーラを放っていたらしいです。

 

そして本多先生が「君らは絶対に売れる」と公言したのは後にも先にもナインティナインだけだとか。

 

じゃあ最初のネタ見せで「売れる」と確信した他の3名の芸人は誰かと言うと…

 

キングコングの西野亮廣、梶原雄太、女性芸人の友近らしいです。(あれ?矢部っちは入ってないの??)

 

キングコングに至ってはもともと、それぞれ別のコンビで活動をしていたけど、本多先生は「この二人で組んでくれ〜」と思っていたそうです。

 

キンコンの結成秘話は「よしもと黄金列伝」という番組で詳しく語っています。

面白いので見てみて下さい。

 

 

そして最初のネタ見せ後、唯一”無理宣言”をしたのが南海キャンディーズの山里亮太。

 

本多先生もここまで化けるとは予想しなかったようですが、山里さんは授業後に必ず質問をする質問魔だったようです。売れる人にはちゃんとした理由があるんですね〜

 

また、著書では南海キャンディーズや宮川大助・花子、今いくよくるよ、オール阪神・巨人の結成秘話についても触れられています。

 

とんねるずやダウンタウンのことも

3ヶ月で退学になったNSC、ABCお笑い新人グランプリ、吉本印天然素材…

どれも興味深く書き出したらキリがありませんが、やはり岡村さんの口からとんねるずやダウンタウンの話が出てくるところは外せません。

 

憧れのとんねるずと共演した「ねるとん」でいかにして爪痕を残そうとしたのか、そして「みなさんのおかげです。」の収録で感じた華やかなテレビの世界。

 

素人には知るよしもないところなので面白かったです。

 

 

そして若手時代、ポストダウンタウンと言われたナインティナイン。

ポストダウンタウンのつもりはなかったけど「ダウンタウンさんが選ばない仕事をやろう」という意識はあったようです。

 

ダウンタウンやとんねるずの他に、タモリさんや明石家さんまさんについても触れられていますが…

 

そんなテレビの中のお笑い界に君臨する大スター達が一堂に会した伝説の「笑っていいとも!最終回」についてもほんの少しだけですが触れられていたのが嬉しかったですね。

 

 

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タモリ、明石家さんま、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、爆笑問題、ナインティナインの共演

 

もう二度と見られないでしょ…

 

休養期間と復帰後について

ナインティナインにとって、岡村さんにとって最大のピンチだった休養期間と復帰後についても語られています。

 

岡村さんが復帰してからは仕事に対する考え方が変わったようですね。

 

しんどかったと思いますが、今となっては必要だった期間だと捉えているようで結果的には良かったですね〜

 

芸人になってからは家族が気を使うほどピリピリしていたそうですが、休養してからは家族とバーベキューへ行くほど仲良くなったというエピソードはほっこりしました。

 

で、思い出したけど復帰1回目の「ナインティナインのオールナイトニッポン」が凄く面白いんです!

 

休養する前はラジオで相槌しか打てないほどの状態だったようですが、本当に復帰できて良かったですね!

 

 

↑↑↑

これも貼っておきます。

 

ヒマなときに聴いてみて下さいね。

 

結婚観について

たびたびハニートラップに引っかかり、女性不信、恋愛ニートの岡村さんですが

結婚観については僕のイメージとは違っていました。

 

早く結婚したいのかな〜と思っていましたが、テレビの演出上「結婚したい」と言っているだけで今までお付き合いした女性と結婚を考えたことはないそうです。

 

そして相方の矢部さんの結婚について好意的に捉えていたのにもちょっと意外でした。

自分は病気したのに相方は結婚して(しかもあんな美人と!)、悔しくないのかな〜と思っていましたがそんなことはなかったようですね。まあ、本心はわかりませんが

 

あと休養中に酒井若菜さんから励ましの連絡が来たエピソードが載っていましたが、酒井若菜って元グラビアアイドルで岡村さんの好きな巨乳、しかも独身…

 

え?この二人じゃダメなの??ってちょっと思いました。

 

あと元セクシー女優のここみんこと成瀬心美さんも岡村さんに好意を抱いてましたね。

これまた巨乳の女優さんなんだけど…

 

う〜ん岡村さんの恋愛事情って不思議ですね。

 

いつか、ナイナイの漫才が見られる?

若手時代にABCお笑い新人グランプリにて、戦略的な漫才でライバルを蹴落として優勝したエピソードも語られていますが、僕ら世代からしたらナイナイは「めちゃイケ」のイメージが強く、漫才のイメージは一切ありません。

 

そして「THE MANZAI」の司会をしているのに一切ネタや漫才をしないナインティナインは批判されがちですが…

 

漫才から離れてバラエティ番組で長年戦ってきたタレントに「漫才しろ!」ってそんなに漫才は簡単なものじゃないですよね…。と言いつつ、僕もナイナイの漫才を見たいっていうのが本音だったりします。

 

しかし、岡村さんは15分くらいのネタを1本は持っておきたいと本書で語られています!!

 

そしてネタ作りを本多先生に託し、本多先生は「引き受けました!」としっかり書かれています!(本多先生はオール阪神・巨人のネタも作る漫才作家です)

 

これは期待できますね〜

 

近い将来、ナインティナインの新しい漫才が見れるかも??

 

終わりに

以上、気になるところをピックアップして感想を書きましたが、「めちゃイケ」のこと、「相方・矢部浩之」のことも語られていますよ!

 

そして何より本多先生自身がラジオで漫才台本が採用されたことがきっかけで作家人生が始まったというエピソードから、何事もチャレンジしてみることの大切などの人生のヒントが散りばめられている本になっているかと思います。

 

お笑い好きじゃなくてもきっと満足して読める「素顔の岡村隆史」、是非読んでみて下さい。