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主人公が賢い!映画『オデッセイ』の感想

映画『オデッセイ』をレンタルして見ました!

せっかくなので感想書き残しておきます。

 

あらすじと一言感想にネタバレはないです。

ネタバレはないですが先入観を持ちたくない人は映画を見てから読んでくださいね!

 

映画『オデッセイ』のあらすじ

宇宙飛行士の主人公マーク・ワトニーを含めたアレス3のクルー達は火星での調査中に大砂嵐に襲われてしまい、全てのミッションを中断してロケットへ退避することに。

退避中、ワトニーに折れたアンテナが激突し吹き飛ばされてしまいます。クルーたちはワトニーが死亡したものと判断し、火星を後にするが…ワトニーは生きていた!

 

火星に一人取り残されてしまったワトニーは、4年後の火星調査ミッションであるアレス4が到着するまで生き延びようとするが…

 

映画『オデッセイ』一言感想(ネタバレなし)

いろんな問題にぶち当たりますが、主人公のワトニーが賢すぎてわりと簡単に問題解決しちゃいますね。まあだからこその宇宙飛行士なんでしょうが…

 

もっと人間の極限状態だとか、終わりのない孤独と絶望…みたいなのが描かれていると期待していました。

 

とは言え一筋縄ではいかないし、ワトニーが火星から帰還するためにどう過ごしていくか、ワクワクするのでオススメできる映画です。

 

 

映画『オデッセイ』ネタバレあり感想

火星に一人取り残されていまうワトニーですが、明るく前向きなワトニーは植物学者としての知識を生かして次の火星調査アレス4が到着する4年後まで生き延びようとします。

 

火星の土を使ってじゃがいもを育てたり、水まで作っちゃってワトニー賢すぎる!

「自分が火星に取り残されてしまったら」と思いながら見ましたが、いや〜知識がなさすぎて無理だわ(あたりまえだ)

 

16進法とか、俺にはよくわからないけど割と早く地球との通信手段を見つけちゃってそこはさすが宇宙飛行士!って感じでした。

 

しかしこんなに順調にことが進むかね?

ワトニーは賢すぎて何でも解決しちゃいますが、もっとこう、終わらない孤独と絶望というか、人間の極限状態の姿が描かれているのかと思っていました。

 

だがしかし、移住機が破壊するという大問題が起きます!

頑張って育てたじゃがいもも全てパー!

 

しかしこの破壊時に宇宙服のヘルメットに亀裂が入って大ピンチの時にテープで応急処置したり、そのあと移住機の吹っ飛んだ部分をビニール製のカバー(じゃがいも育てた時に使ってたやつ)で覆ってこれもテープで止めるという処理で解決してたけど、そんな簡単に済む話なの!?

そもそも大砂嵐で一人取り残されちゃったのに、また嵐が来たらこのビニールのカバーも吹っ飛んじゃって大変なことになるんじゃないかってヒヤヒヤしました…

 

ここからはいくつか問題が発生していきますね。

 

最初の食料を積んだ無人ロケットの発射が失敗したあとは中国が立ち上がりますが、これが日本じゃないっていうのが悲しいですね。まあしゃーないですね。

 

あとクルー仲間たちにワトニーが生存していることを伝えられたとき、みんな自分を責めすぎてて誰も喜びませんでしたね。いや、ここは一旦喜ぼうよ!反省するのはその後だ!

 

で、ワトニーは地球からの指示で軽量化に軽量化を重ねた遠隔操作の宇宙船で火星から脱出しますが、軽量化を計りすぎて天井部分が吹き飛んでしまいましたね。

 

ほらみたことか!そらそうなるって!

下手したら移住機のビニールも吹き飛ばされていたかも知れないんだから!

 

って思いました。

 

で、なんやかんやがあって船長が暴走して無事にワトニーは救出されましたとさ。

 

最後でワトニーが講義中に「希望を捨てずに問題解決を繰り返せ」みたいなことを言いますが、これは宇宙飛行士に関係なく全てに言えることですね。

 

肝に命じたいと思います。(それが難しいんですがね…)

 

終わりに

テキトーな感じで感想を書いているように見えますが、おすすめできる映画のひとつになりました。あとじゃがいもばっかで飽きそうだなって思いました。

 

オデッセイもいですが、取り残されて終わりが見えない絶望を感じる作品が見たい人は、小説「漂流」をおすすめします!