アプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載中の漫画『忘却バッテリー』をご存知でしょうか?
何気なく読んでみたけどこの漫画…
めちゃくちゃ面白い!!
最近は複雑だったりグロかったりするような漫画を読んでいたので、『忘却バッテリー』みたいな特に頭を使わずとも読める漫画が爽快でした!(褒めてます)
いやほんとに、野球に詳しくなくても読めます!
野球漫画としてはもちろん、ギャグ漫画としても面白いです!!
久々に漫画らしい漫画に出会えた!!ってことで『忘却バッテリー』を紹介したいと思います。
『忘却バッテリー』のあらすじ
『忘却バッテリー』の主軸は天才バッテリー、ピッチャーの清峰葉流火(きよみねはるか)とキャッチャーの要圭(かなめけい)。そしてこの漫画の語り手、平凡プレイヤー山田太郎!
中学時代に要圭らと対戦した山田は才能の違いを見せつけられ、野球からは足を洗いあえて野球部のない小手指高校へと進学。
したらなぜか、あの誰もが恐れた天才バッテリー・清峰と要も同校に入学していた!?
そして山田と同じ理由で野球から離れたショートの藤堂とセカンドの千早。
中学時代のリトルシニアで名を馳せた実力者であったが…
目の前にいるはずのない憎っくき清峰と要の姿が!
そんな出会ってしまった天才たちが一緒に野球をするっていうお話です。
★★★
ではなぜ”忘却”なのか?
そこにはいろんな意味が隠されていると思いますが…
実はキャッチャーの要圭は記憶喪失です。
ある日突然、記憶を失い野球に関する知識もなくなりました。
それどころかアホになりました。
もともとはアホな子供だったけど清峰と野球をし、努力を重ねていくにつれて人格が変わっていき智将・要圭と言われるまでになりましたが元に戻ってしまいました。
智将としての重圧、野球に青春を捧げることによる迷いなど
記憶を失う要因となった理由が徐々に明らに…!
そんな感じの漫画です!
個性豊かなキャラとギャグセンス
この漫画ではだいたい濃いキャラばかり登場します。
特に僕が好きなキャラは名門・私立帝徳高校の岩崎監督。
普段は厳格かつ冷静な名将だが、是が非でも帝徳に欲しいと思っていた四人が全員小手指に在籍していることを知ると取り乱し情緒不安定になる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
要圭らが無名の小手指高校にいると知ると…
強豪校の監督のくせに精神がぶっ壊れます。
主人公サイドはアホになった要圭がボケボケなんでみんなが冷静にツッコんでます。
清峰は無口ですが清峰の兄はヤバいです。
そしてこの漫画のキャラ愛がいいんです。
登場時は印象が悪かったキャラも数ページ読めばだいたい好きになります。
憎かった”クソみたいな先輩”すら好きになっちゃいます。
何より、作者である「みかわ絵子先生」のギャグセンスが素晴らしい!!
先生の読み切り「SF男女物語」も面白いので読んでみてください↓
野球漫画としても面白い!
野球を知らなくても面白いんですが、野球漫画としても面白いです!
強豪校やスタープレイヤーだからこその重圧とか、葛藤や挫折…
部活経験者なら誰しも感じたことのある辛い部分も描かれています。
そしてアホで野球嫌いになってしまった要圭も、二重人格になって心の中に住む(そして時々入れ替わる)智将・要圭と共に野球と向き合って成長…すると思われます!
ギャグ要素も強いけど、青春野球漫画として十分面白いです。
終わりに
ジャンプ+では3話分が無料なので、気になった方は読んでみてくださいね!
第一話はこちら↓