今月の14日までジャンプ+にて森田まさのり先生の漫画『べしゃり暮らし』が途中の話まで無料だったので読んでいました。
もうそれがめちゃくちゃ面白すぎて止まりません。
すでに無料の部分は読み終わり(キャンペーンも終了)、有料の部分を読むためにジャンプ+のアプリで溜まっていた1,000以上のボーナスコインを全て消費してしまいました。
森田先生と言えば『ろくでないBLUES』
森田まさのり先生と言えばやっぱり『ROOKIES(ルーキーズ)』の方が有名なのかな?
しかし僕の中では断然…
ろくでなしBLUESなんですよね!
ろくでなしBLUESは喧嘩やボクシングを題材にした不良漫画です。
しかしただの野蛮な不良漫画ではありません!なんてったって主人公の前田太尊は究極の愛の戦士なんです!!
…いや、読めば分かるんだって!(マジで
序盤は絵も雑だし後半では気弱なヒロインキャラの千秋も気が強かったりしちゃうけど、修学旅行編あたりから面白くなります!(いやいや最初から面白いけども!)
絵もストーリーも森田まさのり先生の成長が見られる漫画は『ろくでないBLUSE』だけ!ってやつです。
『ろくでないBLUSE』の次に連載したのが『ROOKIES(ルーキーズ)』
こっちは野球にあまり興味がなかったのと主人公?の安仁屋が部室に女を連れ込んでいたのが気にいらなくて熱心に読んでなかったですね。(すいません…)
その次に少年ジャンプで連載をしたのが『べしゃり暮らし』
これも、どうしても森田先生には不良漫画のイメージがあるからそこまで熱心には読めなかったですね…
で、森田先生の病気が理由だったのか、『べしゃり暮らし』は休載した後に少年ジャンプから青年雑誌のヤングジャンプに移行してから読まなくなってしまいました。
もともと『ろくでないBLUSE』の頃から少年漫画としては行き過ぎた下ネタが出てくるから「その選択は間違ってないなー」なんて思いましたね。
『べしゃり暮らし』面白れー!!
そんなこんなでずっと気になってはいたけれど、『べしゃり暮らし』を改めて読んだわけですよ。したらめちゃくちゃ面白いんです。
森田先生の漫画は『ろくでないBLUSE』の頃から(つーか第1話から)、笑いのテンポを漫画で表現するのがうまくてもう笑えるんです。
以前、うろ覚えですがどこかのインタビューかなんかで森田まさのり先生が「(漫画の中の)ネタはあえてつまらなくしている」っていうのを読んだ気がします。(違ってたらすいません)
だからつまらないネタでも漫画として面白く表現しているんだろうな〜なんて思っていたら全てのネタが面白いんですよね〜!登場人物の辻本のツッコミが本当に面白い!!
漫画でお笑いを表現できるって凄くないですか?
そして作中に出てくる先輩芸人のデジタルきんぎょがいいんですよね〜
最初は印象が悪いデジきんの金本さんですが、無愛想ながら優しくてちゃんと良くみてて、発言も素晴らしいんです。(もちろん相方の藤川も!)
この年になってわかる面白さというか、心揺さぶられる場面が多いんですよね。
(ま、何も生み出せずこうしてカリカリとブログを書いている俺が偉そうに言えることじゃないけどね!)
しかも森田先生はこの漫画を描く為に、お笑い養成学校のNSCに通ってたみたいです!
森田まさのり先生、M-1グランプリに挑戦!
さらに!そんな森田まさのり先生ですが、なんと!
同じく漫画家の長田悠幸先生とコンビを組んでM-1グランプリに挑戦中!
えーマジか!すげ〜
これは一度見てみたい…
現段階で三回戦進出みたいですね(いやはや凄い!)
このまま準決勝まで進んで欲しいです。
★追記
三回戦を勝ち進みましたが、準々決勝で敗退されました。
しかしここまで勝ち残ったのが凄いですね!
終わりに
ひとつの世界で成功した人は、違う世界でも応用が効くということでしょうか…
とにかく、『べしゃり暮らし』を読んでみて下さい!あと『ROOKIES(ルーキーズ)』しか知らない人は『ろくでないBLUSE』もね!
…僕は『ROOKIES(ルーキーズ)』もちゃんと読みます。。